網点線数の最低2~3倍のメッシュカウントのスクリーン紗を使用して製版します。
メッシュが粗いと網点濃度が少ない小さなドットはスクリーン紗に絡まず落ちてしまうからです。また細かいメッシュカウントのほうがモアレは起きづらい傾向にあります。
ではTシャツに写真調の柄をプリントしたい!となった時、適正な製版条件は、、、
Tシャツプリントでは水性顔料・ラバーインキでプリントされていることが多いと思います。通常60~100メッシュのスクリーン版を主に使用されていると思います。ここから逆算すると、網点線数は30~50線になります。もう少し滑らかにしたいとなると60線、使用するスクリーン紗は120~180メッシュとなります。
プラスチゾルや溶剤性インキは乾燥も遅く、高メッシュでもインキが通ります、それでも80~90線ほどではないでしょうか。
網点(3)メッシュカウント <了>