4色分解のスクリーン製版で他の印刷方式と異なることとして、メッシュと網点のモアレに注意しなくてはいけません。
参照> https://www.ykougei.jp/seihan/silkscreen/2018/04/13/post-3682/
網点の角度は、C 15度・M 75度・Y 0度・K 45度を基本としております。(CMKの角度の差は30度、Y色は色的に(モアレが)目立ちにくいためにC色とM色に対してはそれぞれ15度差になっています)
この網点角度に対してメッシュとのモアレが出ないよう紗の角度を決めて紗張りします。紗の角度については、網点線数やメッシュカウントによって変わります。それぞれの条件ごとにデータをとっておく必要があります。
枠の大きさなど紗張り機の都合上、角度が振れない場合はどうするか。そのときはオフセット印刷などにある”7度振り”のように網点角度をずらして浅い紗張り角度でモアレの少ない条件を個々に探ってみてください。
網点(6)4色分解柄 モアレ等 <了> → <4色分解柄網点・紗張角度 へ>