前回の補足~7度振り
前回の記事にあった“7度振り”について。
7度振りの角度は基本のC 15度・M 75度・Y 0度・K 45度から各色7度足したC 22度・M 82度・Y 7度・K 52度になります。なぜ7度かは詳しく存じあげないのですが、、、0度・45度がパターン(柄)に対して干渉しやすい角度で、その対策としてRIP(網点に変換する装置/アプリ)でプリセットされている角度なのでしょう(推測の域)。
最適な紗張り角度の探り方
まず任意の線数の各網点角度のテストフィルム、ノーマル張り(0度)の紗張り枠を用意します。テストフィルムのパターンは40~50%の平網でも0~100%のグラデーションでも良いと思います。
ライトテーブルにテストフィルムを貼り、紗張枠をフィルムの上に並行に置きます。置いただけでは紗が浮いてモアレかどうかわからないので紗を押し付けてチェックします。
紗張り枠を徐々に傾けてモアレの出ない角度を探っていきます。モアレのでないところで角度を計ります。(裏返しているので紗張り角度はその逆の角度になります)
網点(7)4色分解柄 網点・紗張角度 <了> → < 簡易的な出力(4色分解) へ>