2月も中旬すぎ、今年初投稿…
記事がなかなかクロージングできず書きかけの記事が貯まってきてしまいました。少しずつ投稿していきたいと思っております…m(__)m
スクリーン製版の露光光源
スクリーン版のCTP化はメッシュ、感光材、膜厚等の諸条件が複雑に絡むので 他の印刷方式に比べるとなかなか進んでいないように思います。現在シルクスクリーンの写真製版の光源にはメタルハライドランプが多く使われておりますが、一般照明が電球や蛍光灯からLEDに置き換わってきているように露光の光源もLEDに変わってくることでしょう。
LED露光テスト
スクリーン資機材の商社さんからLEDの光源をお借りする機会がありましたので早速露光のテストをしてみました。
ライトテーブル(ガラス台)の下にLED光源を通し手で動かすという極めて粗野なテストですが…( 下の動画をご参考ください )
露光テストの結果
結果として 標準的な製版条件下では、露光時間や光源距離を調整をすることで再現性的には及第点でした。
メタルハライドランプより露光時間は長くなりますが、光源の寿命・価格・消費電力等々を勘案するとLEDという選択肢は大いに考えられると思いました。 というか、メタルハライドランプの照射装置は見積もりをする度に値上がりしているので、次に露光機を導入するとしたらUV-LED一択ですね。 <了>