印刷作業に取り掛かる前に。
- 版の内容の確認
版の内容に誤りがないか確認する(形、寸法、表・裏刷り、柄配置等々) - 版のチェック
紗が破れていたり、枠と紗が外れていないか(接着しているか)
ピンホール(柄以外で穴が空いてしまっている箇所)の目止め
合わせトンボ(レジスターマーク)など誤って印刷しないように目止め - 枠と紗のすき間を目止めする
インクなどが入り込んで紗が剥がれないようにテープでマスクする - 柄以外の箇所はできるだけテープでマスクして(覆って)おくと、版の補強にもなりますし、作業後の版洗浄が楽になります。版洗浄後は剥がしておきましょう。
- PPテープの使用はテープによって…
・剥がした後、粘着だけ版に付着するもの
・粘着力が強すぎて版が壊れるもの
があります。ご注意ください。
以上、印刷前の版の取扱いについて挙げてみました。
スクリーン版の取扱い・手入れについて(2)「印刷作業前」 了 → (3)につづく